日本には言霊という思想があり、自分が吐いたことばには魂がやどるという考えです。それほどまでに言葉には責任を持つことが必要なのです。でも私はそれ以上に造語ですが、「筆霊(ひつだま)」という言葉があってもいいのかなと思います。言葉以上に、ひょっとしたら、人の人生に影響を及ぼすかもしれないと考えています。なぜかと言えば、文章として残るからです。で今回の「MUMUMU」出演者に文章を送りました。
お疲れ様です。12/4(日)にくしくもM-1グランプリがあります。6チャンネル18:30からの生放送です。決勝にでられるのは9組です。現在8組が決まっていますがあと1組は敗者復活戦で選ばれます。その模様が生放送で14:30から放送されます。18組から1組だけ選ばれるのですがネタ見せあとの視聴者投票で決めるという過酷なものです。ネタを観ることもできますが、おそらく舞台裏の映像も放送されると思われます。
今回のお芝居でBMGに向かう場面そのものです。各お笑いコンビがどれだけ必死になっているのかを噛みしめてほしいです。爆笑のネタが作れるとは思いませんが、ネタを作る熱意がお芝居を観にきたお客さんに伝えることが最も重要で、なおかつ笑いがとれればベストです。芸人組には、そのことを期待しています。
役者組も、劇中劇でだめだしをする場面があります。本気で素晴らしいものを演じた上でさらに、だめだしをすることに意味あるのです。
本番前に、役者やお笑い芸人がどんな思いで舞台に立つのかという本気を観に来たお客さんに伝えてこそ、今回のお芝居の醍醐味であり本質であると私は、理解しています。
だから、本気で私はだめだしをしているつもりです。
出演者には、プロのわんぱくが出演します。わんぱくの本当のマネージャーも観にきます。
まだまだ売れていないですが、お笑いライブを主催している芸人も観にきます。役者も観にきます。
いわゆる有名無名に関わらず、関係者が観にくるのです。そして、出演しているあなたたちも、本当は昼間に違う仕事はしているかもしれませんが、少しでも舞台に関わるという意味では、同じことなのです。
はずかしいものを観せることはできません。所属している事務所のマネージャーも観覧するでしょう。
体調がよければ夜の部に、新野先生が観覧する可能性もあります。
あなたたちの本気を見せてください。
清水さん、いつも感謝です。毎年、毎年、個性豊かな、いろんなレベルの人間を取りまとめることになり、重荷を背負っていただいています。ありがとうございます。でも、いっしょに舞台でのお仕事だできて嬉しい限りです。素晴らしい舞台になるように、私もできる努力をしますので、よろしくお願いします。