毎年夏は映画を鑑賞します。が、今年夏の映画、「ジュラシックワールド」、「未来のミライ」、「万引家族」も私にとっては満足いくものではなかった。
そんな中、弊社アートキャップ所属のりんが出演する音楽劇「森羅万象 奇奇怪怪」を豊中のステップホールで鑑賞しました。ホールは小劇場で150名ぐらいの座席で、舞台道具にこだわったところもなくこじんまりとした舞台でした。歌があり、ダンスがあり、肩の凝らない内容。
オムニバスの3部作ですが、それぞれに姉妹の時間のつながりがあり、なるほどと感心しました。効果音はジングルのような感じで使用していましたが、全編エレクトーンの生演奏が心地よく。本、演出、演技力の三位一体がうまく重なった音楽劇だと思いました。
笑いの感じも嫌みがなく、心から笑えるものであり演出家のセンスが光るものだったと思います。
りんが弊社に所属したのが約6年前か?忘れてしまったが、現在13歳。子供の成長は、つくづく早いものです。今後の活躍も期待されます。

また、本日話題の映画「カメラを止めない」シネリーブル梅田で鑑賞。低予算の製作でも人の機微に触れる作品は充分に制作できるものだと感じました。笑いのポイントは人によって違うとは思いますが、何となくほほえましく、「プッとくる」感じの笑いの映画だと思いました。
しかし、よく計算された映画で秀逸な作品でした。

お金をたくさんかける映画、舞台装置に凝る演劇でなくてもこの2作品は、十分に楽しめる作品でした。久しぶりにいい時間を箱の中ので過ごすことができました。