CNNニュースでジョー・バイデン氏の勝利宣言のスピーチを聴いた。どちらの大統領もお爺さんと思っていて、何ならドナルド・トランプ氏の方が勢力的でカリスマ性があると思っていたぐらい。大統領としては失格だと思っているので、まぁ何となくバイデン氏の方がましかなぁと思うぐらいだった。結果としてバイデン氏が大統領となりホッとしていたが勝利宣言のスピーチを聴いて心が変わった。血色もよく、声にも張りがあり、カリスマ性もあるやん。スーパー爺さんやん。健康的な不安はあるけど、初めての黒人女性の副大統領のカラマ・ハリス氏がいるので大丈夫だと思うし、4年間突っ走ると思わせるほど力強いスピーチだった。敵のトランプ氏の支援者についても彼らは敵でない。結果を見て落ち込むだろうが力を合わせて種々の問題をひとつになって解決しいこうと。日本にとっては今後どうなるのかは不明な点もあるし、アメリカの大統領選出のシステムには疑問が残るし、改善点もあるとは思うがアメリカには、まだまだ可能性がある国だと再認識した。ほぼ嫌いな国になりかけていたけどもとどまった。バイデン氏が270人の選挙人を獲得したときにバイデン支持者が喜ぶあうときに、人の多様性を受け入れてるのが感じられた。スピーチなかでも老いも若きも、男性も女性も、ストレートもLGBTQも、保守派も革新派も、黒人も、白人も、ラテン人も、アジア人も関係なく分断ではなく、一体となることに全力を尽くすと。私たちはアメリカンである。いいスピーチだと思った。前途多難ではあるがひとつの光明はあると感じた。トランプ氏の4年間は日本人でありながら心がざわつくことが多かった。でも、それもこの日のためにあったのだと思うえば時代の中に必要だった一人なのかもしれない。